最終ホールのイーグルで単独首位に浮上した上出!(撮影:河橋将史)

写真拡大

<日本プロゴルフシニア選手権 住友商事・サミットカップ 2日目◇10日◇サミットゴルフクラブ(6,878ヤード・パー72)>
 「日本プロゴルフシニア選手権 住友商事・サミットカップ」の2日目。今大会がシニアデビュー戦となる上出裕也が1イーグル・6バーディ・3ボギーの“67”で回り、トータル9アンダーで混戦を一歩抜け出した。
「日本プロシニア住友」の2日目の結果をリーダーボードでチェック!
 9月23日に50歳の誕生日を迎えた上出は初日から4アンダーと好スタート。この日も序盤からバーディを積み重ねて上位に喰らいつくと、首位と1打差で迎えた最終18番パー5でイーグルを奪って単独首位に浮上。並み居るレジェンド達に初日から緊張の面持ちだったシニアルーキーはこの日も「体ガチガチで動かなかった」と苦笑いを浮かべたが、「あと1ホールだと思ったら急に体が回りだした」とスプーンで2メートルにつけたイーグル締めに笑みをこぼした。
 ホールアウト後のアテストエリアでは水巻善典、芹澤信雄らに「おっ!新入社員!ナイスプレー」と声をかけられ「たまたまです」と恐縮した。それでも、「50歳になってこうしてドキドキしながら回れること自体が幸せ。それを最終日まで持たせるように頑張りたい」と気持ちは充実している。デビュー戦メジャー制覇で名実ともにシニアの先輩達と肩を並べにかかる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>