速報:アップル、バグ修正の iOS 8.0.1を提供開始 → 致命的な不具合で取り下げ

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iOS 8.0 の提供開始から約一週間、アップルが多数の不具合を修正した iOS 8.0.1 をリリースしました。

しかし、バグ修正版のはずの iOS 8.0.1 を適用したユーザーから「携帯ネットワークにつながらなくなった」「ロック解除に使う指紋センサ Touch IDが反応しない」という致命的な不具合の報告が相次ぎ、アップルはわずかな時間で iOS 8.0.1を取り下げています。
iOS 8 は iPhone 6 / iPhone 6 Plus 発売前日の19日(米国時間)に一般向け提供が始まりましたが、アップルが「iOS史上最大のリリース」と呼ぶだけあってかアップデート後の不具合も盛り沢山です。

特に新アプリ Health (『ヘルスケア』)と開発者ツール HealthKit にバグが発覚したことから、鳴り物入りで導入した新機能であるにも拘わらずサードパーティ製の対応アプリが一斉に App Store から取り下げられる情けない事態もありました。

今回リリースされた(けれど即座に戻した) iOS 8.0.1 は最初の不具合修正版として、ヘルスケア関連アプリの復活に加えてサードパーティ製キーボードまわりの挙動修正、一部アプリでフォトライブラリからの読み込みができない問題などを修正項目に挙げていました。

日本時間で25日未明前後にリリースされた iOS 8.0.1 はOTAで一部のユーザーに更新通知が届き、一時は誰でもアップデート可能な状態でした。しかし、さっそく適用した iPhone 6 / iPhone 6 Plus ユーザーからは「セルラー接続(携帯ネットワーク接続)ができなくなった」さらに「Touch IDセンサが機能しなくなった」という報告がTwitter などで多数寄せられており、アップルは数時間も経たずに iOS 8.0.1の提供を中断しています。