復活を果たしたポール・マッカートニー

写真拡大

 体調不良のため、ツアー活動を休止していたポール・マッカートニーが、現地時間5日よりツアーを再開した。

 72歳のポールは、自身のワールドツアーとなる「アウト・ゼアー」ツアー中、今年5月に日本公演のため来日した際に体調を崩し、都内の病院に入院。予定されていた日本公演と韓国公演の中止を発表した。それから約2か月後となる7月5日に、ニューヨーク州オールバニーでの公演よりツアーを再開したという。

 ステージに立ったポールは「戻って来られて本当にうれしいよ」と観客に呼び掛けていたとのこと。The Hollywood Reporterによると、ポールは3時間足らずで38曲も歌っていたという。

 以前、ザ・ビートルズ時代の盟友であるリンゴ・スターは、ポールの体調について「彼が入院していたときに話したよ。彼は大丈夫だと言っていた。今はもう回復して、ロックをする準備をしているよ」と説明していた。

 ポールの関係者は、ポールがアジア公演を中止したことについて「彼はこれらのショーをキャンセルせざるを得なくなったことを非常に悲しく思っております。けれど彼が快方に向かっていることは素晴らしいニュースです」と彼自身とても残念に思っていることを明かしていた。(BANG Media International)