提供:週刊実話

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 6月8日に放送されたテレビ朝日スペシャルドラマ『みをつくし料理帖』に出演した北川景子(27)。
 「江戸を舞台に女性料理人が成長していく作品で、共演は『TOKIO』の松岡昌宏でした。ヒット祈願で松岡は、着物姿の北川のうなじをしきりにほめていました。どうやら本気で、北川に惚れてしまったようです」(ドラマ関係者)

 しかし、北川がヒロインの公開中の映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』は観客動員に苦戦中だ。
 「'12年に日本テレビ系で放送された連ドラを映画化したものです。同局をあげて大々的に宣伝し、全国271スクリーンと大規模上映されています」(映画製作スタッフ)

 ところが、初週の動員は13万人弱で興収は約1億5000万円。ランキングも初登場7位とふるわず、公開直後から一般ユーザーのツイッター上には「悪夢ちゃん、ガラガラで貸切状態」などと書き込まれるほどの不入りだという。
 「テレビの方のドラマの平均視聴率は11.5%と平凡でしたが、北川の代表作にしようと事務所の強いプッシュで映画化が決まった経緯があります」(芸能プロ関係者)

 映画の主題歌には北川の事務所の後輩の人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』を起用。ももクロと北川が限定ユニットを結成したり、公開前日にはももクロメンバーが出演した特別ドラマが放送されたが、視聴率もパッとしなかった。
 「北川にとっては、皮肉にも、見たくない“悪夢”が現実になってしまったということ。早めに、汚名返上といきたいところだと思います」(ワイドショー芸能デスク)

 そこで注目されるのが、来月スタートの“月9ドラマ”『HERO』(フジテレビ)だ。
 「『SMAP』・木村拓哉の大ヒット主演ドラマの復活です。北川はキムタクとコンビを組むヒロインを演じます」(テレビ局関係者)

 型破りな検事の活躍を描いた『HERO』は、'01年1月の初回から同3月までの計11話が全て視聴率30%超え。平均視聴率34.3%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)は、今も同局連ドラの歴代1位だ。
 尚、'07年の映画版は興収81億円を記録し、同年の邦画実写1位に輝いた。
 「このところの視聴率戦争で背水の陣のフジテレビと、これまた、このところの主演ドラマの数字の良くないキムタクが往年の名作を引っ張り出して勝負をかけてきたのです」(テレビ局関係者)

 だが、北川のヒロイン役出演は、当初の予定にはなかったという。
 「実は、真っ先にオファーしたのは、ドラマ・映画でコンビを組んでいた松たか子でした。でも、“多忙”を理由にアッサリと断られてしまったのです」(芸能レポーター)

 次にオファーしたのが、キムタクの“お気に入り女優”の一人、柴咲コウ。
 「しかし、これもスケジュール調整がつかずNG。しかたなく決まったのが、柴咲と同じ事務所の北川というわけです。ただ、他力本願の部分は多くありますが、北川もここで頑張らないと、『持ってない女』の烙印を押されてしまいます」(ドラマスタッフ)