写真提供:マイナビニュース

写真拡大

グラフィック、映像、音楽など分野・職種を問わず、クリエイターは座り仕事が多くなりがち。作品を生み出すのに没頭するあまり、最近体型がちょっと崩れてきた……という人もいるのではないでしょうか。とはいえ、ダイエットというと、量を減らしたり、メニューを制限したり、"食事をガマンする"というイメージが強く、美味しい食べ物があふれかえっている日本では相当な意思を必要とします。

しかし、「食べて痩せる」という、一見するとムシが良すぎるモットーを掲げたダイエットのためのサロン「クックパッド ダイエットラボ」が5月末、東京都・銀座にオープンしました。その名の通り、レシピサイト「クックパッド」がプロデュースするダイエットサービス「クックパッド ダイエット」のリアル店舗で、管理栄養士の資格をもったトレーナーが無理のないダイエットをサポートしてくれるとのこと。今回は、全国のクリエイターたちに成り代わり、マイナビニュース編集部が同サロンに潜入。初回のカウンセリングを体験してきました。

○銀座の一角にあるダイエットのためのラボ

「クックパッド ダイエットラボ」は、銀座のビル街の一角、駅で言うと東京メトロの銀座一丁目駅の近くにあります。ラボの中は落ち着いた雰囲気。スタッフの皆さんも白衣を着ているので、まるで新しくできたクリニックのような印象すら受けます。マイナビニュース編集部から、「フットサルなど運動は好きだけど、それ以上に三度のメシも飲み会も好き」という編集部員Mがカウンセリングに参加しました。

ラボに到着したら、まずはiPadでこの施設のダイエットに関するムービーを閲覧。続いて、55の質問に答えて「やせない弱点」を割り出す「ダイエット診断」を、おなじくiPadから行います。55問と聞くとかなりのボリュームですが、イラストつきで次々出てくる簡潔な質問にiPadを使って答えるため、さくさく終えられました。このダイエット診断は、ラボに行かなくてもWebで誰でも無料で受けることができるとのこと。

○体重から脂肪の量まで測定

続いて、スポーツジムなどにもよく設置されている、体重だけでなく体脂肪や筋肉量なども測定できる体組成計「インボディ」での測定が行われます。それとあわせて、現在の自分の体型をiPadで撮影し、二の腕や太もも、ウエストの測定も行われます。このラボでは基本的に紙の資料はあまり使わず、多くのフローをデジタル化し、測定結果もデータとして管理されていました。

ちなみに、測定は私服のままでも行えますが、ラボにはウェア(半袖・半ズボン)も用意されていました。特にボディラインをカバーするような服を着ていった場合は、成果が分かりやすいウェアを借りた方がよいかもしれません。

測定結果はすぐにプリントアウトされ、さっそく面談へ。管理栄養士の徳久尚子さんとマンツーマンで、栄養学の説明を受けたり、普段の食事の傾向を聞かれたりと、個々人にあわせた解説をしてくれます。そうしたやりとりの中で見えてきたダイエットの目標を決定。専用の手帳が渡されるので、測定結果とその目標を書いたシートを挟み込みます。ここまでが初回カウンセリングの内容。かかった時間はおよそ1時間でした。

その後、トレーナーと一緒にダイエットに取り組むサービス「マンツーマンコース」を申し込むかどうか選択。最短で1カ月コースから選べるので、今回は同コースに申し込み、1カ月後に再びラボを訪れる予約を入れました。受付の横には、先ほど受け取った手帳に挟めるダイエットに適したレシピカードが並んでいます。これらのレシピは徳久さんはじめ管理栄養士の方々が考案したもので、カロリーや栄養素のことを考えて作られたものとなっています。

帰宅した後は、Webサイト経由でトレーナーとメッセージをやりとりして、アドバイスをもらうことが可能です。食事の記録用iPhoneアプリ「とるだけ」を使って毎食の記録を取ることもできます。気になるお値段について、今回体験したお試しカウンセリングは1,500円(要予約)。その後申し込んだマンツーマンコースは、1カ月1万2,000円(現在は特別価格9,800円)でした。

ダイエットというとやはり気が重い、ガマンしなくてはいけないもの……というイメージがありますが、「クックパッド ダイエット」のカウンセリングやサービス内容はそういったイメージをくつがえすものでした。まだ最初の一歩を踏み出した段階ではありますが、1カ月後、編集部員Mの体重や体脂肪はどうなっているのでしょうか。後日、その結果についてもレポートします。

(杉浦志保)