出場なら約4カ月ぶり試合のDF内田篤人「気にせずやりたい」

写真拡大

 26日、ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は、キプロス代表と対戦する「キリンチャレンジカップ2014」の前日練習を、試合会場の埼玉スタジアム2002で行った。

 シャルケ所属のDF内田篤人は練習後、記者団の取材に応じた。

 内田は今年に入ってから、太ももを痛めたため、公式戦のほとんどを欠場。復帰できないままシーズンを終えたが、現在は日本代表の練習を消化するなど、順調な回復を見せている。キプロス戦出場となれば、2月9日以来、約4カ月ぶりの試合となるが、「出るか出ないか分かんないし、出たら何分出るかも分かんないし。でもお客さんが入ってやるのと普通の紅白戦とか大学生とやるのとは違うんで、残り3つ本番までありますけど、大事じゃないですか」とキプロス戦出場については不透明としつつ、親善試合の重要性を語った。

 久しぶりの試合で、試合勘も心配されるが、以前「ずっとサッカーやっているから試合勘は関係ない」とコメントしていた内田は、「考えずにボール持ったら感覚でやるんじゃないですか。考えると時間も経つし、プレッシャーも早い方がパッパとできるんで、感覚でやりたいと思いますけど。まあ、出るか分かんないですから」と答え、この日も問題がないことを強調している。

 フル出場できるコンディションかどうかについては、「どうなんですかね。紅白戦とかでも20分とかくらいなんで。明日雨なのかな。ピッチも滑ったりとかいろいろアクシデントあると思いますけど、それもあってのワールドカップですし、そういうのを気にせずにやりたいかなと思います」と話すにとどめている。