台湾・馬総統、今夜9度目の外遊に出発  アフリカ・中米など訪問

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(台北 23日 中央社)馬英九総統は23日夜、2008年の総統就任以来9度目となる外遊に出発する。今回初めて西アフリカのサントメ・プリンシペを訪問する予定で、実現すれば台湾と国交を持つ22カ国全てを訪れることになる。

今回8日間の日程で訪問するのはサントメ・プリンシペのほか、同じく西アフリカのブルキナファソ、中米のホンジュラスで、米ロサンゼルスを経由して台湾に帰国する。ホンジュラスでは27日に行われるフアン・エルナンデス大統領の就任式に出席する予定。

馬総統は2013年3月にバチカンで行われたローマ法王就任式典に中華民国の総統として初参加したほか、同年8月にもカリブ海のハイチに歴代総統として初めて訪問している。

サントメ・プリンシペでは首脳会談が行われるほか、台湾が支援している同国でのマラリア予防活動に関する報告も受けるという。

(黄名璽/編集:齊藤啓介)