椅子の座り方で分かる相手の心理状態「頻繁に脚を組み替える:退屈している」

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商談やお見合いなどの際には、初対面の相手の性格を少しでも早く把握したいものです。特に男女関係では、外見がよく見えていても、実際に交際してみると意外な性格にガッカリすることもしばしばです。そこで、椅子の座り方だけで相手の心理状態を見抜く方法を紹介しましょう。

■無防備状態の下半身

表情や手の動きに性格が出てしまうのは誰もがよく知っているので、誰もが上半身のガードは堅いのですが、下半身は注意がおろそかになるようです。そこで椅子の座り方や座っているときの脚の動きを見ると、その人の心理状態を垣間見ることができるというわけですね。

■椅子の真ん中に座る人

椅子の真ん中に座る人は、大胆で豪快な性格の人です。カリスマ性を持ったリーダーになるタイプの人が多く、やや自己中心的なタイプのため、我が強すぎて周りとトラブルを起こしてしまうこともあります。ただ、もともとは親分肌なので目下の者への面倒見がよく、概して人から慕われるタイプが多いようです。

■椅子の端に座る人

椅子の端っこに座る人は、真面目で実直な現実派の人が多いといわれています。確固たる自分の意志を持ってはいますが、他人の意見に合わせることもできるという柔軟性を持った常識人です。ただし、自分と極端に異なる性格の他人には内心では強い警戒心を持っているタイプでもあります。

■真ん中より少しだけ端に座る人

椅子の真ん中より少しだけ端にずれて座る人は、努力家に多いようです。目標を設定し、それに向かってまい進するという優等生タイプが多く、自分に厳しいだけに他人にも厳しくあたり、それがあつれきを生むこともしばしばです。

何事にも妥協を許さない一本気な性格でもあります。

■頻繁に脚を組み替える

椅子に腰掛けた後、頻繁に脚を組み替える人は、退屈している証拠です。商談などで、相手がこのしぐさをしているときは「あなたの話には関心がない」というサインとみてよいでしょう。話題を変えるか、戦略を立てなおして出直した方がよさそうです。

ただし、脚を組んだままの姿勢でじっとしている場合は、相手の話を真剣に聞いている証拠なので、そのまま話を続けるのがよいでしょう。