イギリスの国民食はカレーからメキシコ料理へ「売り上げ約2倍の差」

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インド系の移民が多いイギリスでは長い間カレーが人気でしたが、セレブシェフなどの影響でメキシコ料理に取って代わられたようです。今ではカレーよりもメキシコ料理の材料の方が1000万ポンド、およそ2倍も多く売れており、売り上げも去年から12%以上のびているとか。

メキシコ料理はカレーに比べて材料もぐっとシンプルで家庭でも試しやすいのが人気の理由のひとつ。

この調査は出前を計算に入れていないため、カレーには不利かもしれませんが、昨年一年間でイギリス人がトルティーヤに使った金額は1億ポンド(約160億円)、メキシコ料理キットに6750万ポンド(約110億円)に対し、カレーの材料には9000万ポンド(約147億円)で、前者2つを合わせるとカレー材料の2倍ちかく使っている計算になります。

食品業界専門誌の広報は「多国籍料理の人気は海外旅行やセレブシェフの影響だけではなく、多国籍社会の広がりによるもの」と英ミラー紙に語っています。

キットもいいですが、メキシコ料理はトルティーヤだけではありません。材料はいつものスーパーにあるもので、ちょっと冒険するだけで素晴らしい料理が出来上がります。メキシコ料理のレシピをチェックしてみましょう!

参考:Forget curry, Mexican food is our new fave
http://uk.lifestyle.yahoo.com/mexican-food-brits-national-favourite-beats-curry-095432239.html