CSKAがダービー制してリーグ戦4連勝…フル出場した本田は得点機逃す

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 ロシアプレミアリーグ第17節が23日に開催され、日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワとスパルタク・モスクワによる“モスクワ・ダービー”が行われた。16日のオランダ戦、19日のベルギー戦と日本代表としてフル出場した本田は先発出場した。

  ホームのCSKAは8分、ポントゥス・ヴェアンブロームが自陣から相手DFライン裏に浮き球のボールを送ると、DFとGKの連携ミスを突いたセイドゥ・ドゥンビアが、飛び出したGKをかわして、無人のゴールに流し込み、先制する。

 その後はスパルタクが攻め込み、CSKAがカウンターを狙う形が続いたが、スコアは動かず、CSKAの1点リードで前半を折り返す。

 後半に入り49分、CSKAに決定機。左サイドをゲオルギ・ミラノフが突破し、中央にクロスを送ると、本田が走り込んだが、右足でのトラップがわずかに大きくなり、左足のシュートは相手GKが飛び出したこともあり、わずかに右へ外れた。56分にも本田のスルーパスからドゥンビアがGKと1対1になったが、戻ってきたDFのブロックに遭い、得点とはならなかった。64分には左サイドの浅い位置で得たFKを本田がゴール前へ送るとヴェアンブロームが頭で合わせたが、ポストに嫌われた。

 83分にゴール正面やや遠い位置でFKを獲得したCSKAは、本田が左足でゴール右隅を狙うも、ポストを直撃し、またも得点ならず。追加点を獲得できなかったCSKAだが、守備陣は完封し、1−0で勝利した。本田はフル出場している。

 リーグ戦4連勝となったCSKAは、首位ゼニト・サンクトペテルブルクとの勝ち点差を3に縮めている。