「リンゴ男子が舞う」三宅一生が企画した男子新体操の特別公演が映画化
三宅一生が企画とコスチュームデザインを手がけ7月に開催された特別公演「青森大学男子新体操部」が、ノンフィクションフィルム「FLYING BODIES(フライングボディーズ)」として公開される。監督の中野裕之が公演当日まで3ヶ月間にわたって男子新体操の新しい挑戦を記録した初の作品。11月30日から期間限定で一般上映が予定されている。
三宅一生が企画した男子新体操の公演が映画化の画像を拡大「青森大学男子新体操部」は、全日本選手権4年連続9度目の優勝を果たしている青森大学新体操部の演技を三宅一生が目にしたことをきっかけに企画されたという一度限りの特別公演。27名の部員全員が参加したほか、演出と振り付けはアメリカの著名ダンサーで振付家のDaniel Ezralow(ダニエル・エズラロウ)、音楽は畑中正人とオープンリールアンサンブル、照明は海藤春樹、モーショングラフィックスは中村勇吾といった各界で活躍するクリエイター陣が手がけた。「舞い上がる身体、飛翔する魂」をテーマに会場となった国立代々木競技場 第二体育館を巨大な水に見立て、大自然の驚異や海に棲むさまざまな生物をアクロバティックな演技とダンスを組み合わせて、繊細かつダイナミックに表現した。
公演の準備段階から本番当日までの舞台裏をカメラで捉えた中野裕之は、コーチや選手、そしてダニエル・エズラロウの「人を喜ばせたいという気持ちを多くの人に届けたい」という思いから、ノンフィクションフィルムとして公開を決めたという。見所について「ダニエルの難題に応える彼らの身体能力の高さ。毎日の厳しい練習から生まれる一瞬の美しさ。純粋なリンゴ男子達が舞う姿を見てほしい」と話す中野裕之は、「FLYING BODIES」を海外でも公開することを視野に入れ、「男子新体操を世界に広められれば」と話している。
【密着取材・前編】三宅一生と公演『青森大学男子新体操部』はどうやって作られたのか?
http://www.fashionsnap.com/inside/aomori-gymnastics-isseymiyake01/
【密着取材・後編】三宅一生と公演『青森大学男子新体操部』はどうやって作られたのか?(動画)
http://www.fashionsnap.com/inside/aomori-gymnastics-isseymiyake02/
■「FLYING BODIES」一般上映予定
・ワールドプレミア・スクリーニング【テアトル新宿】
2013年11月30日(土)〜12月6日(金)1週間限定モーニング上映
テアトル新宿(新宿東口 伊勢丹メンズ館隣B1F TEL 03-3352-1846)
連日1回上映 午前10時〜
11月30日、12月1日 中野裕之監督の舞台挨拶開催予定
料金:前売券1,000円/当日券1,300円(一般・学生)
・スペシャルイベント・スクリーニング【シネマ・ツー】
2013年12月12日(木)
日本一の音響を誇る映画館で一夜限りのイベント上映
シネマ・ツー(JR立川駅北口モノレール沿 TEL:042-525-1237)
19時30分 イベント開演(19時開場)
出演:ライブトーク/中野裕之監督+スペシャルゲスト
料金:前売券1,800円 チケットぴあ(http://w.pia.jp/a/00021285/)
・プレミア・スクリーニング【テアトル梅田】
2013年12月14日(土)〜12月19日(木)時間未定
12月14日 中野裕之監督の舞台挨拶予定
テアトル梅田(阪急梅田駅茶屋町口 徒歩7分 梅田ロフトB1F TEL:06-6359-1080)
料金:前売券 1,000円
当日券 1,300円(一般・学生)
http://flyingbodies.jp/