紙から布、パリから東京へ、初のウェアライン発表「パピエ ティグル」クリエイティブチーム来日

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 パリを拠点に活躍するクリエイティブチーム「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)」が11月6日、初のウェアラインを受注販売するエキシビジョンを原宿のROCKET(ロケット)でスタートした。トウキョウとコラボレーションしたという「PAPIER TIGRE Paris Tokyo(パピエ ティグル パリ トウキョウ)」は、独自のグラフィックを載せたペーパープロダクトが人気の「PAPIER TIGRE」の感性を落とし込んだデザイン。エキシビジョンのスタートを記念して、「PAPIER TIGRE」のMaxime BrenonとAgathe Demoulinが初来日し、ウェアラインについて語った。

パリ発「パピエ ティグル」のウェアライン初披露の画像を拡大

 「パリ生まれでパリ育ち、パリは自分たちにぴったりの場所」と話すMaxime BrenonとAgathe Demoulinは、「PAPIER TIGRE Paris Tokyo」にトウキョウというキーワードを取り入れた理由について「ライフスタイルからアートまで東京には色々な魅力を感じるから」と説明。2年前にスタートした「PAPIER TIGRE」のステーショナリーをいち早く評価したのは日本、特に東京の人々で、現在ウェアラインのブランディングを手がける伊藤デザインスタジオ代表の伊藤心との出会いが新ラインの立ち上げを後押ししたという。「クリエイティブな発想をもって紙の上でしてきたことを、布の上でも挑戦したい」として衣服にフィーチャーした初めてのコレクションは、「PAPIER TIGRE」の「日々の生活や古いアートなどからインスピレーションを得ている」という様々なパターンがウェアに落とし込まれたウィメンズとメンズ、ユニセックスのシャツやワンピース、ブルゾン、バッグ、シューズなどをそろえる。価格はシャツが18,000〜23,000円、ニットが20,000〜25,000円、ジャケットが40,000円前後、バッグが50,000〜55,000円で、紙にこだわる「PAPIER TIGRE」ならではのオリガミのように立体的な下げ札が特徴だ。

 「PAPIER TIGRE」のエキシビジョンでは、「PAPIER TIGRE Paris Tokyo」を30%オフで受注販売する他、クリエイションの中心となっているペーパープロダクトの新作コレクションも数量限定で一部先行販売する。11月8日まではMaxime BrenonとAgathe Demoulinが滞在予定。今回の展示は1週間限定となるが、今後は他スペースやショップでの展開も視野に認知を広げていく考えだ。

■PAPIER TIGRE Paris Tokyo -Papier Tigre展-
 期間:2013年11月6日(水)〜11月12日(火)
 時間:12:00〜19:00
 会場:ROCKET / ロケット
 住所:渋谷区神宮前6-9-6
 TEL:03-3499-1003
 http://www.rocket-jp.com/