今さら聞けない“おもてなし”の基本マナーを銀座・料亭の若女将に習ってみた!

世界に“おもてなし”が出来ると宣言されてしまった我々だが、本当に大丈夫だろうか。その言葉の由来すら知らないのが実情ではないか。そこで今回は、日々おもてなしを実践している銀座料亭「朝川」の若女将・市川祥子さんに、あらためてその基本を習ってみた。

なんと「朝川」ではおもてなしを大事にするため一日三組しか予約をとっていない。

約束の時間に玄関を開けると、若女将はすでに正座してお辞儀で迎えてくれた。おもてなしは既にはじまっているのだ。


若女将によると、「おもてなし」とは、おもても裏もない心で、心地よく一緒に過ごそうと、思いやることだという。まだ何も身についてないが、まずは言葉の由来がわかって満足だ。

そして、相手が心地良いように、食べる時のマナーが大切だという。「デートしたら相手の食べ方が汚くて幻滅した」といったセリフは普段でも耳にするが、食べ方の礼儀もまた、おもてなしの一部なのだ。

お箸の正しい使い方はどっち?


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まず習ったのは、基本中の基本、お箸のとり方だ。左右の手で持ち変えるのが「三手」と呼ばれる正しい作法で、右手だけでとるのは間違ったやり方だ。比較してみると、作法に沿った方がはるかに優雅な事がわかる。特に男性の箸使いがキレイだと女性から見てポイントが高いという。

お箸と小鉢、どっちを先に手にとる?


次は小鉢を手に取って食べる場合のお箸のマナーだ。ちなみに、器を手に持つか、持たないかの判断は、ごはん茶碗の大きさが基準となる。ごはん茶碗より小さい器は手にとって食べた方が良いそうだ。そして、小鉢は先にとるのが正解だ。

お椀のフタを戻す時はどっち?


意外に、これを間違っている人は多いそうだ。フタを裏返すとお椀を傷つける事があるので、フタは元のまま戻すのが正解だ。さらに、最初の位置からずらして食べ終わった事を示すと親切だ。

料亭では何を飲む?

朝川では、会食や接待に集中できるように料理はおまかせコースで、築地でその日に仕入れた天然素材を楽しめる。

一方でお酒は、ゲストに合わせて銘柄や種類をあらかじめ伝えておけば用意してくれる。例えば、とある缶メーカーがゲストの時に、ホストの依頼で下の写真のように缶でお酒を出したこともあるという。これもまた、レストランでは考えられない、料亭ならではの“おもてなし”だろう。

ちなみにこのお酒は、今回のおもてなし特集に協力してもらった、“キリッとして甘くない”ジンベースのチューハイ『キリン ドライリッキー』だ。

ドライジンの冷涼感に加え、柑橘フレーバーと強炭酸による爽快な刺激と、ガツンとした飲みごたえのあるお酒で、現在発売中のライムとグレープフルーツ味に加え、本日10月22日(火)から新味『ビターオレンジ<期間限定>』が発売される。

さて、再びマナーを勉強してみよう。今度は襖の正しい開け方を習ってみた。

どちらが乱暴に見えるかを考えれば、答えはおのずとわかるだろうか。左右の手で持ち変えて開ける方が正しい。このように和のマナーは、全体としてムダな力や動作を省いた、洗練された優雅な動きだ。「和のマナーを学ぶことで、日本の素晴らしさがあらためてわかる」と若女将は言う。

また、衣服の着こなしについては「閉めすぎず、開けすぎず」という言葉を習った。

例えば料亭において、着物の胸元は首のくぼみに指2本が入る余裕をもって閉めすぎないようにして、うなじは開けすぎないようにするという。


着物に限らず、人と接する時の着こなしは、ルーズに見えず、堅く見えすぎず、という事を意識する事が大切だという。

おみやげを渡す時はどっちが正しい?



紙袋に入れたまま渡すのだろうか、紙袋から出した方が良いのだろうか。
正解は右で、紙袋は「よろしかったらお使いください」と別にしてわたそう。

おみやげは何を選べば良い?

何をおみやげにするか迷った場合は、相手の事を思いやると決めやすいという。例えば独身男性に果物を渡す場合は、食べるのが手間なものより、洗っただけで食べられるイチゴなどの方が喜ばれる場合が多いという。

また、単品でも良いが、この食べ物にはこのお酒、といった組み合わせを考えたプレゼントも喜ばれる。例えば先ほど紹介した、キリッとして甘くない、ジンベースのチューハイ『キリン ドライリッキー』は、スッキリしているので甘いお菓子などにも相性が良い。

さて、今回習ったマナーはいずれも基本的な事だが、実は意外に知らない事もあったのではないだろうか。ちなみに私は半分くらい知らなかった。銀座朝川では和食マナー教室も開催されているので、より詳しく知りたい方は通ってみてほしい。


若女将の笑顔に見送られて料亭を後にした。

今回のおもてなし特集はいかがだったろうか。
他にも料亭では、その人が食べ残したモノから、何が嫌いかを察して次回に活かす事もあるという。もし甘いものばかりを残している人がいたら、今回ご紹介した、甘くない『キリン ドライリッキー』もおススメだ。詳しくはまず公式サイトをチェックしてほしい。

■関連リンク
『キリン ドライリッキー』公式サイト

撮影:古屋和臣 企画・文章:谷口マサト

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