SMクラブのM嬢という強烈な役を体当たりで演じる壇蜜/[C]2013「甘い鞭」製作委員会

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人気作家・大石圭の小説を、鬼才・石井隆監督が映像化した衝撃作『甘い鞭』(9月21日公開)。その公開に先駆け、劇中で描かれる過激シーンをたっぷり収録した写真集「『甘い鞭』壇蜜写真集」(3045円)が9月7日に発売された。また同日には、刊行記念のサイン会も実施され、映画及び写真集で大胆なヘアヌードを披露した壇蜜が登場。作品に込めた熱い思いを語ってくれた。

【写真を見る】拘束されながらの恥辱プレイなど過激なシーンが満載!

劇中で壇蜜が演じるのは、隣家に住む男に拉致監禁され、1か月にわたって凌辱を受け続けた過去を持つ女医・奈緒子。本作は、その時の経験が忘れられず、昼は不妊治療医、夜はSMクラブのM嬢という2つの顔を持つようになった奈緒子が、さらなる惨劇に巻き込まれていく様をエロス描写満載で映し出した官能スリラーとなっている。

この度発売された写真集には、彼女が劇中で披露した美しいヘアヌード姿はもちろん、本編未収録カットや撮影時の現場写真も多数掲載してあり、作品の雰囲気が存分に堪能できる仕上がりになっている。その出来栄えについて聞かれた壇蜜は「フィルムのようにザラザラとした質感の写真が多いので、まるで映画を観ているかのような感覚が味わえる写真集です。でも映画はもっと衝撃的なので、写真集だけで満足せずに、劇場にも足を運んでくださいね」と話してくれた。

また本作には、彼女自身も意識的に取り組んだ点があるそうで、「あくまでも映画連動の写真集なので、“壇蜜”としてではなく“奈緒子”として写るよう、表情や仕草には気をつけました。この映画はSMドラマであり、奈緒子という女性のドキュメントでもあるので、そういった視点で見てもらえると嬉しいです」と、こだわりポイントをアピール。

さらに「SMシーンは鞭や縄の痕が残るので、毎回ぶっつけ本番で撮影に挑みました。プレイの最中は私自身、どんな動きになるか分からないので、どの角度に動いても撮影できるよう、常に2台のカメラがつきっきりでいてくれたのが印象的でしたね。あと、劇中で映っている傷や痣は全部本物なので、そこにも注目してください」と、撮影時の秘蔵エピソードも語ってくれた。

“エロスの女王”壇蜜の魅力が凝縮されたヘアヌード写真集「『甘い鞭』壇蜜写真集」は、全国の書店にて発売中。また、秘蔵映像満載のメイキングDVD「壇蜜 仮面を脱ぐとき〜映画『甘い鞭』より〜」(3990円) も好評発売中なので、こちらも併せてチェックしておけば、映画鑑賞時、より深く作品の世界観に浸ることができるはずだ。【田井成樹/Movie Walker】