わかっていても、止まらない食欲!原因はなに?→「日光浴びてないから」

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食欲が旺盛なのか、どれだけ食べてもおなかがいっぱいにならないこと、ありませんか?もしかしたらそれは“セロトニン不足”が原因かも?セロトニン不足が引き起こす弊害は一体どんなものなのか、まとめてみました。

■恐怖!セロトニン不足で暴飲暴食に

セロトニンは神経伝達物質の一つで、体温や血圧、消化といった身体の基礎機能をコントロールする役割を担っています。また、セロトニンは不足すると精神バランスが崩れやすくなり、イライラしたり精神的に不安定な状態になりやすく、プレッシャーにも弱くなってしまいます。

そして何より怖いのが、セロトニン不足になるとノルアドレナリンやドーパミンといった神経伝達物質とのバランスが取れなくなり、欲求不満や睡眠障害、冷え症といった弊害が起きてしまうことです。この欲求不満というのが実は恐ろしいもので、ストレスから解放されようと暴飲暴食に走ってしまうのです。しかし、いくら食べてストレスを解消しようとしても、原因であるセロトニン不足は解消されない訳ですから、食欲がおさまることが無くいつまでも満腹感を得られなくなってしまい、悪循環に陥ってしまうのです。

セロトニン不足を解消しない限り暴飲暴食は収まりませんし、欲求不満状態が解消されることはないので、放っておくと大変な事になってしまいます。

セロトニンを増やすには

セロトニン不足の原因は、主にストレスや生活リズムの乱れ、運動不足などがあげられます。セロトニン不足を解消するにはこういった原因の解消もですが、セロトニン神経を活性化させる必要があります。セロトニン神経を活性化させるには、以下の方法をすると良いでしょう。

1.日光を浴びる

日光は部屋の電灯などと比べて10倍以上の照度があり、浴びるとセロトニン神経が活性化されて、爽快感を得る事ができます。朝起きて日光を浴びることで、一日をすっきりとした気分で迎える事ができるでしょう。

2.ウォーキングなど、運動をする

セロトニン神経を活性化させるには、適度なリズム運動を10分から15分程度行うのがベストです。ポイントは、体が苦しすぎないよう、適度な負荷の運動にとどめておくことです。苦しすぎても、楽すぎてもいけません。

3.深呼吸をする

緊張した時など、落ち着こうとして深呼吸をすることってありますよね。深呼吸にはセロトニン神経を活性化させる効力があるので、プレッシャーを感じている時などに深呼吸するのは有効な手段です。ちなみに深呼吸をするときは肺に空気を取り込むのではなく、腹筋のあたりを意識して深く、ゆっくりと行うと良いでしょう。

セロトニン神経を上手に活性化させることで、体の調子も良くなり、毎日の活力も沸いてきます。暴飲暴食や睡眠障害など、体調不良を感じている人はセロトニンが不足しているかもしれません。セロトニン神経を活性化させ、毎日健康的に過ごしたいですね。