中国メディア・中国新聞社は15日、23歳の女性がアップル社の携帯電話、iPhone5を充電しながら使用中に感電死したと報じるとともに、中国国内で正規品でない携帯電話の充電器による事故が多発している状況を伝えた。(イメージ写真提供:(C)Marco Carbonini/123RF.COM)

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 中国メディア・中国新聞社は15日、23歳の女性がアップル社の携帯電話、iPhone5を充電しながら使用中に感電死したと報じるとともに、中国国内で正規品でない携帯電話の充電器による事故が多発している状況を伝えた。

 記事は、中国国内のネット上で13日に23歳の客室乗務員の女性がiPhone5を充電中に使用していたところ感電死したとの情報が大きな話題となったとした。そして、アップル社の中国法人が14日に「不幸な事件に心を痛めるとともに、調査を徹底して行う」との声明を発表したことを伝えた。

 さらに、13日に女性の姉とされる微博(ウェイボー、中国版ツイッター)アカウントの書き込み内容を紹介。また、公安当局が家族から通報があったこと、感電死が確認されたことを明かす一方で、iPhoneが原因かどうかについては「調査中」としたことを伝えた。

 記事は、中国消費者協会が先日「認証を通っていない携帯電話の充電器には重大な安全リスクがある」との警告を出し、未認証の充電器で充電中の携帯電話を使用して感電死したケースを挙げたことを伝えるとともに、5月には北京市でアップル社製充電器の模造品を使って充電していたところ、充電器が突然爆発する事例が報じられたことを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Marco Carbonini/123RF.COM)