さて、話を英語に戻そう。



ステップ3:皮肉(反語法)を言ってみよう!

思ってもないことを、大げさに褒めて皮肉を言うのは反語法と呼ばれ、世界共通の方法だ。よく使われるのが「You are so smart!(カシコイね〜!)」で、相手がバカげた要求をしている場合は皮肉になり、強い不満を示すのに使える。



ただ、相手が皮肉に気づかず、写真のように勘違いする事もあるので注意して使おう。


ポイント4:どうしてもダメならキレよう!

これまでの「丁寧に言う」「ボヤく」「皮肉」ではラチがあかない場合、最後の手段としてキレてみよう。



Hell no!(イヤだ!)」「Cut this sh※t out!(ヤメろ!)」等の強い言葉を激しく言ってみよう。ただ、この場合も最低限の礼儀が重要だ。写真のように、バカにしたような表情や、必要以上に「F※※k」を入れる必要はない。下手に相手のプライドを傷つけると危険だからだ。


マシンガンで撃ち殺されても当然の表情だ。

ちなみに「剣術と礼儀とは、『用心』という同じ親から生まれた兄弟である」という言葉を、江戸時代の大名で剣術家の松浦静山が書き残している。静山の言葉は、野村監督が好んだ「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」が有名だ。

礼儀がなぜ用心になるかというと、敵の「プライド」まで傷つけてしまうと、必要以上に恨みを買う可能性があるからだ。武士道で敵に礼儀をつくすのは、相手の反撃を弱めるという実用的な面があるので、もしキレたとしても、最低限の礼儀は忘れないようにしたい。

ステップ5:言いすぎたらフォローしよう

もしキレて言いすぎてしまった場合は、自分の発言をフォローしよう。
No offence.(悪気は無いんですよ)」は、よく使われるフレーズだ。
他には、「I was just kidding.(ジョークです)」なども使えるだろう。


ステップ6:ロシア語にも挑戦してみよう!

英語圏以外でも、正しく怒る方法を練習してみよう。特にロシアは英語が通じない事が多く、基本的な怒りフレーズを覚えておくと便利だ。ロシア語は発音がわかるように動画を用意したので、将来ロシアに行きたい方はチェックしてほしい。

【動画】ロシア語で正しく怒る方法を学ぶ。

怒るフレーズと、「ハゲ」「バカ」などの言ってはいけない言葉を紹介している。

ちなみに映画では、ロシア・モスクワの街を背景に、10数億円を費やしたという数え切れないほどの車を巻き込んだカーチェイスが炸裂している。


ラストステップ:相手がキレても冷静に対応する。

最後に、自分が怒られる立場になった時に、冷静に対応する方法を紹介したい。
アンナ先生へのお返しに、石田さんが座禅の呼吸法を教えてくれた。

どんなにアンナ先生に罵られても、呼吸法によって笑顔を崩さない石田さん。
心を平静に保つには、自分の呼吸を観察することが大事だという。
動揺している時は、呼吸が止まっているか、浅くなっているからだ。


基本は鼻から吸って、口からゆっくり吐くというシンプルなものだが、
試しに口を軽く“開けたまま”で怒ろうとすれば、その効果がわかる。
口を噛みしめないと力が入らないので、そもそも“怒ることができない”のだ。


同じく坊主頭のジョンも常に冷静だ。映画を見れば、たとえ拳銃を突きつけられても呼吸が乱れていない事に気づく。お坊さんと同じなのは髪型だけではないのだ。

アンナ先生から習った英語の「ボヤき」と、
日本の「礼儀」「呼吸法」を身につければ、海外のどんなトラブルにも対応できるかもしれない。

今回、ジョンはシリーズで最も困難なトラブルに巻き込まれる。息子と共に、異国の地で謎の武装テロ組織から執拗な攻撃を浴びるはめになるのだ。

二人のマクレーンは、大物政治家や大富豪、軍人らが暗躍する大規模犯罪に立ち向かう。


今回は息子が一緒だが、思い返せば、ジョンほど孤独な男はいないだろう。一作目で命をかけて救った妻とは離婚。娘にも嫌われ、息子とは疎遠だった。家族のために戦うほど孤独になっていくその姿は、仕事が忙しい方なら共感する事も多いのではないだろうか。

本日7月3日(水)にブルーレイ&DVDがリリースされる今作では、ジョンと息子が、戦いの中で、しだいに認め合うようになっていく所も見どころの一つだ。孤独だったジョンは、やっと報われるのだろうか?

これまでのダイ・ハードシリーズもまとめて楽しめる『ダイ・ハード レガシー・ブルーレイ・コレクション<6枚組>』も本日同時に発売される。


この映画を詳しく知るには、まず『ダイ・ハード/ラスト・デイ』特集サイトをチェックして欲しい。

■関連サイト
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』特集サイト
映画公式サイト



※冒頭の調査(※1)は、ジェイアイ傷害火災保険株式会社による海外旅行トラブルの調査です。
※出演:アンナ / ドドん石田 / ヨッピー 写真・動画:古屋和臣 企画・文章:谷口マサト
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