1年前、イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、EURO2012準決勝でドイツを相手に2得点を挙げた。筋肉を見せびらかすパフォーマンスは記憶に新しい。だがその後、決勝ではスペインに0−4と手厳しい黒星を喫した。バロテッリは、コンフェデレーションズカップの舞台で、スペイン相手に筋肉を見せびらかしたいと願っている。

イタリアは22日のブラジル戦で2−4と敗れ、グループAの2位でコンフェデレーションズカップ準決勝に進むことが決まった。対戦相手は23日に決まるが、ほぼ確実にスペインとなるだろう。バロテッリは自らのフェイスブックで、「1年前からスペインを待っていた。“復讐は冷めてから食べるべき料理”さ」とコメントしている。

一方、MFエマヌエレ・ジャッケリーニは次のように述べている。

「個人的には満足している。今日の結果は残念だ。ブラジルは倒せない? 僕は、そうは思わない。攻められると彼らも苦しむよ。前半の僕らはほぼ何もつくれなかったけど、後半はハイプレスができて、よりうまくいった。準決勝は素晴らしい試合にしたい。重要なチームと再び戦うんだ。ワールドカップ出場? 僕は今のことだけを考えているよ」

MFアントニオ・カンドレーヴァはこのようにコメントした。

「(3試合で)8失点は多すぎる。でも、今日の僕らは少し不運でもあった。部分的には満足できる。前半にもっと仕掛けるべきだったかもしれないね。でも、後半はうまくやった。ここからリスタートしなければいけない。(アンドレア・)ピルロと(ダニエレ・)デ・ロッシの不在? 彼らは2人とも非常に重要な選手たちだ。その不在は大きかった。彼らはこの代表チームの大黒柱だからね」