ナイスコンビ! - 「SHERLOCK(シャーロック)」よりホームズ役のベネディクト・カンバーバッチとワトソン役のマーティン・フリーマン
 - Colin Hutton (c) Hartswood Films 2010

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 6月のNHK BSプレミアムで、日本でも人気の英国人俳優ベネディクト・カンバーバッチの出演ドラマと映画が一挙放送されることがわかった。

 ベネディクトの出世作となった、21世紀に生きる名探偵シャーロック・ホームズの姿を描いたテレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」第1シーズン(全3話)は、9日午前0時10分より毎週日曜放送。ちなみに「SHERLOCK(シャーロック)」は現在、第3シーズンの第2話まで撮り終ったところで、第3話は夏の終わりに撮影開始予定だ。人気の高さを証明するかのように、第4シーズンの製作も決まっている。

 このほかドラマでは、ベネディクト登場回の「アガサ・クリスティー ミス・マープル4『殺人は容易だ』」が9日午後3時30分より放送。ベネディクトがミス・マープルに協力する元刑事ルークにふんしているほか、「SHERLOCK(シャーロック)」第2シーズン第2話「バスカヴィルの犬」でロンドンのホームズ宅を訪れる依頼人を演じたラッセル・トヴェイも巡査役で出演している。

 映画では『ブーリン家の姉妹』が24日午後9時から、『アメイジング・グレイス』が28日午後11時45分から放送される。ベネディクトは、16世紀のイギリス宮廷を舞台にした愛憎劇『ブーリン家の姉妹』には裕福な商家の息子役で、政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの半生を描いた『アメイジング・グレイス』には若くして首相となったウィリアム・ピット役で登場。悪役を務めたことで話題の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の公開を前に、ベネディクトの魅力を再確認するいい機会といえそうだ。(編集部・市川遥)

映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日より全国公開