モイーズ、来季の補強にベインズとフェライニの愛弟子2人を検討か

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 9日、マンチェスター・Uは公式HPで今シーズン限りでの退任が決定したアレックス・ファーガソン監督の後任として、エヴァートンのデイヴィッド・モイーズ監督が来シーズンからチームを率いることを発表した。契約は、今年7月1日から6年間の長期契約となっている。

 イギリス紙『サン』は、モイーズ監督が来シーズンの補強候補として、エヴァートンの愛弟子であるイングランド代表DFレイトン・ベインズとベルギー代表MFマルアン・フェライニの2選手の引き抜きを検討していると報じた。

 同紙は、モイーズ監督がベインズのクロスボールにオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーが合わせるホットラインを作りたいと考えており、マンチェスター・Uが1500万ポンド(約23億4000万円)の移籍金を用意していると報じている。

 また、中盤の強化が必要と考えているマンチェスター・Uにとって、中盤センターのポジションを攻撃的にも守備的にもこなせるフェライニの補強は魅力的で、契約解除の違約金である2400万ポンド(約37億5000万円)を支払う用意があると併せて伝えた。

 28歳のベインズは2007年夏からエヴァートンでプレー。今シーズンはリーグ戦全36試合に出場し、5得点を記録している。25歳のフェライニは翌2008年からエヴァートンに加入し、今シーズンはリーグ戦29試合に出場して11得点を挙げている。