福島県浪江町ストリートビューからのギャラリー

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閲覧できる浪江町の道路地図。

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東日本大震災が起き、福島第一原発で事故が起きてから2年が過ぎた。原発から北に20kmほどの位置にある福島県浪江町は警戒区域または計画的避難区域に指定され、人口22,000人の全員が避難を余儀なくされた。



馬場有(たもつ)町長はグーグルに対して、同町をStreet Viewで探索できるようにしてほしいと依頼。グーグルは3月4日から約2週間かけて撮影を行い、3月28日に公開を開始した。



馬場町長はグーグルのブログで、「現在は地震により倒壊した建物も撤去できず、痛んだ建物も補修ができないため、余震によるさらなる被害を防ぐこともできません」と説明している。「町の現状をご覧いただき、その重さを感じていただければ幸いです」。町長のコメントは英語でも公開されている。



以下、われわれが探索した結果をギャラリー方式で紹介していこう。









ヘルメットをかぶった人たちが、掃除のような作業をしているようだ。ほかにも何人かのそうした人たちを見かけた。










GoogleMapによれば、このショッピングモールにはマクドナルドがあったようだ。










「ハンバーガーステーキ」などのおいしそうなメニューが書かれた店と、倒壊した印刷所。










無人になった浪江小学校










倒壊した瓦屋根の日本家屋










町にあるホテル




そのクローズアップ










住宅地のゴミ集積所からはゴミが溢れている。










放棄されたガソリンスタンドと道路。










東邦銀行の向いの建物は地震で倒壊している。










倒壊した伝統的屋根の建物










花屋とクリーニング店と、荒れた駐車場










破壊された車は津波の被害なのだろうか。










海岸沿いに並ぶのはゴミ袋だろうか。




※この翻訳は抄訳です。




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