パレルモDFマティアス・シルベストレが、インテルの選手となるようだ。3日の交渉で動きが加速し、4日はまずブレーキがかけられたものの、その後マッシモ・モラッティ会長とマウリツィオ・ザンパリーニ会長の電話会談で状況が打開した形だ。

パレルモのジョルジョ・ペリネッティSD(スポーツディレクター)は4日午後、「我々は完全に遠く離れている。今のところ、ニュースも進展もない」と、インテル側を凍りつかせた。問題となったのは、パレルモが900万ユーロ(約9億円)を要求したのに対し、差額が200万ユーロ(約2億円)あったことだ。だが、両クラブの会長が話し合ったことで問題が解決した。

一方、FWディエゴ・フォルランはインテル残留を望んでいる。選手本人がブラジルのメディアで、インテルナシオナウへの移籍は根拠がないと話した。

「僕はインテルと契約を結んでいる。数日のうちに、イタリアへ戻るだろう。インテルナシオナウへの移籍に関するニュースは、憶測でしかないよ」

また、FWジャンパオロ・パッツィーニはサンプドリアへ移籍するかもしれない。サンプのエドアルド・ガッローネ会長は、「パッツィーニ復帰? インテル次第だ」と話している。パッツィーニもサンプドリアも、復帰となれば満足だろう。