この日は8回で降板したダルビッシュ。アスレチックス打線を1点に抑えた (C) Mike Stone / Reuters

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テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手は、現地時間16日(日本時間17日9:05)、レンジャーズの本拠地テキサス州アーリントンボールパークにて行われるオークランド・アスレチックス戦に先発登板。

前回のエンゼルス戦では5回1/3を投げて、奪三振7、3安打3失点でメジャー5勝目を挙げたダルビッシュ。今回のゲームが行われる本拠地アーリントンボールパークでは3試合に登板していまだ負けなしと相性も良く、6勝目への期待も高まっている。

レンジャーズのスターティングオーダーに1番セカンドに入っていたキンズラーだったが、プレイボール直前に腹痛を訴え、急遽アルベルト・ゴンザレスが代理出場。その後、キンズラーはウイルス性腸炎と診断された模様。

ダルビッシュは140キロ台後半のストレートを主体に、緩いカーブ、スライダーを巧みに織り交ぜるピッチング。初回に1点を失うも、その後は安定した投球内容で無失点に抑える好投を続けている。レンジャーズは4回に4番ベルトレの2ランホームランや、ジェントリーのタイムリーヒットなどで4点を挙げ逆転。

その後、8回ツーアウトで迎えた1番ウィークスにレフト前ヒットを打たれたところで降板が告げられた。マウンドからベンチへ下がるダルビッシュに、テキサスファンから「YU〜」の大声援が送られ、手を挙げて応える姿が見られた。

しかし、ベンチに戻ったダルビッシュは、グラブを叩きつけて置くなど、自身の降板直前の投球には不満が残った様子だった。

ダルビッシュの次回登板は、21日(日本時間22日)の敵地シアトルでのマリナーズ戦が予定されている。


OAK 1-4 TEX(試合終了)
OAK|100 000 000|1
TEX|000 400 00×|4

■ダルビッシュ 登板成績
イニング:7回2/3 投球数:118 被安打:4 失点:1 奪三振:7 与四死:2 被本塁打:0