14日(土)に行われた、広島−巨人戦では、巨人のストッパー・ロメロが大乱調。3四球の末、最後は押し出しデッドボールという幕切れだった。

15日には、広島・石原の「石原サヨナラデッドボールTシャツ」が発売されるなど、明暗がはっきりと分かれた一戦となったが、プロ野球界のご意見番・野村克也氏は、呆れた様子をうかがわせた。

TBS「S1」番組内「ノムさんのボヤキ部屋」コーナーでこの試合に触れると、「こういうの何ていうか分かる?こういうの草野球っていうんだ。どう見たってプロの試合じゃないでしょ。しかもさ、野球って団体競技でしょ。これ個人競技だもん。一人で野球野球やってる。考えられないよ」と言い放ったノムさん。

番組MCの魔裟斗が、ロメロの“連投→疲労”について尋ねると「リリーフはそんなの弁解にならない。毎日投げなきゃいけない。気持ちの上でも本人は分かっているはずだから。逃げ切りのエース、監督としてはエースに任せるしかないんですよ。僕もそういう経験何回かしましたけど、守護神が9回投げて、ピッチングコーチもピンチ迎えて、“ブルペン誰か用意してるか?”っていっても、“誰もしてません”っていって、さよなら満塁ホームラン打たれたこともあるし。野球は難しいですよ」と語り、“言い訳無用”とばかりに糾弾した。

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