有利に離婚するための3つの方法

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 たとえお互いに「この人しかいない!」と思って結ばれた結婚だからといって、その夫婦が離婚せずに生涯を共にできるとは限りません。離婚してしまう夫婦というものは、今も昔もある割合で存在します。
 さて、この離婚ですが、その原因としてイメージするのは
・パチンコにはまって借金を繰り返す
・性欲を満たすため浮気を繰り返す
・ストレスを発散するために暴力を繰り返す
 などですが、これらはいずれも、かつてはほとんどが夫の行動でした。
 しかし、離婚サポーターであり『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則 慰謝料・養育費・親権・財産分与・不倫・浮気』(メタモル出版/刊)の著者である露木幸彦氏によると、最近はそれが逆転しているケースが目立つといいます。
 つまり妻の暴力や借金、浮気とそれに耐える夫という構図ですが、耐えかねた夫が離婚を決意し、妻と離婚交渉を行った時、妻の言うがままの条件で、自分の意見を言わないまま離婚してしまうことも多く、その結果として自分の収入に見合わない高額な慰謝料や養育費を支払うことになってしまう人いるようです。

 自己主張が苦手といわれる日本の男性ですが、時間と労力と犠牲を少なく離婚するためにはどうすればいいのでしょうか。

■養育費に保証人をつける
 夫婦に子供がいる場合、離婚するなら養育費を支払う必要も出てきます。
 この時、夫が妻に毎月支払う額や期間を提示しても、妻がなかなか納得しないケースがあります。この場合、夫は提示する金額を上げるのではなく、養育費に保証人をつけて金額の「保証」をすることで、妻は納得しやすくなるそうです。

■やり直す努力をすると早く離婚できる
 どんなに冷え切った夫婦関係でも、離婚となると簡単ではありません。
 離婚を切り出された妻に離婚のための心の準備ができていないと、離婚を切り出された妻はすんなりと応じにくいものです。
 妻に離婚の心の準備をしてもらうための方法として「やり直す努力をする」というものがあります。一見矛盾しているようにも見えますが、こういうことです。
 たとえば、夫が妻に離婚を切り出し、妻が「心の準備」ができていないことからそれを断ったとします。そんな時、夫の方から「じゃあ、まだやり直せるかどうかやってみよう」と、夫婦関係修復のための努力をしてみることで、妻は離婚を意識し、そのための心の準備を始めるというわけです。「やり直す努力をしたけど無理だった」ということが分かれば、妻も納得するほかありません。

■「離婚したくない理由」を聞き出すと早く離婚できる
 妻が離婚の申し入れを断る原因には
・経済的に不安だから
・子どものため
・世間体が悪い
 などさまざま。
 妻が承諾せざるを得なくなるまで、「離婚に応じない理由」をヒアリングし、一つ一つ潰していくことも、有効な方法です。
 時間がかかるかもしれませんが、そもそも離婚は簡単なことではなく、それなりの心身の消耗は避けられないと思っておいたほうがいいでしょう。

 『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則 慰謝料・養育費・親権・財産分与・不倫・浮気』は、いかに上手に離婚するかについてを、男性目線でまとめています。
 しないに越したことはない離婚ですが、どうしてもという男性の方は、ヒントにしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/山田洋介)



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