首位決戦となるR・マドリーとのクラシコを1週間前に控えたバルサは、アウェイでアルメリアと対戦。「アルメリアは組織的で失点が少なく難しい試合になる」と試合前日の記者会見で話していたグアルディオラ監督だったが、予想とは全く正反対の展開になった。

 前半から立て続けにゴールに迫るバルサは、メッシとビジャのワンツーからメッシが先制ゴール。2ゴール目は、イニエスタが相手のクリアが後ろに流れた所を見逃さずゴール。3点目はアルメリアDFアカシエテのオウンゴール。4ゴール目は、ピケに代わりスタメン入りしたフォンタスのロングフィードをペドロが押し込む。勢いが止まらないバルサは、メッシが5ゴール目。ここで前半を折り返す。

 全くプレッシャーをかけられないアルメリア。リーガではR・マドリー、バルサに次ぐ失点の少なさで、ディフェンスは安定しているチームだったが、これが一気に崩れてしまった。後半も展開は全く変わらなかった。CLを週中に控えるバルサは、チャビ、イニエスタに代えてケイタとティアゴを投入。さらにボージャンが途中からペドロに代わり入った。

 そのボージャンが後半は大活躍、リーガ今シーズン初ゴールに続き、チームの8ゴール目となる追加点を挙げて駄目押し。メッシのハットトリックもあり、バルサが50年ぶりにリーガアウェイで8ゴールを挙げ圧勝。クラシコへ向けて好調をキープしている。CL対パナシナイコス戦を乗り越え、頂上決戦を迎える。

(スペイン通信)