代表招集による過密日程が怪我の原因に繋がっているとも言われたチャビ。代表100試合出場を目前とし代表引退の噂が広がっていた。しかし、チャビはスペインのラジオサッカー番組“El Larguero”の中でこの引退説を完全否定した。

 「ユーロでプレーするのを楽しみにしている。次のW杯については呼ばれれば喜んで行くよ。代表でプレーするのはいつも誇りに思っていると言って来た。自分の目標は常に代表でプレーすることだよ」と語り代表でプレーし続ける意志を示した。

 さらにこのインタビューの中でチャビは、「R・マドリーでプレーしていたら自分は苦労していた」と以前コメントしたことについて、「本当にそのように思ったので言った。自分はバルサで育ったので気持ちの面でもそうだが、サッカースタイルの違いが大きい。R・マドリーはダイレクトなサッカーをする。自分のサッカースタイルはバルサに合っていると思う」と両チームの違いを明かした。

 代表のプレースタイルもバルサの多くの選手をベースとして作り上げられているが、チャビがいないスペイン代表はまだ考えられない。本人の代表引退否定でスペイン中が一安心していることだろう。

(スペイン通信)