昨シーズン終了とともに契約の切れたビジャレアルを退団し、その後の所属先が決まっていない元フランス代表MFロベール・ピレス(37)。先月から古巣のアーセナルの練習に参加し、新しいプレー先が見つかるまでのコンディション維持に励んでいるが、8日付のル・パリジャン紙によると、同じフランス人のジェラール・ウリエ氏を監督に迎えたアストンヴィラが獲得に関心をもっている。

 アストンヴィラはこのところ5試合、プレミアリーグで勝利から遠ざかっており(2敗3引き分け)、5位から13位へと後退している。ウリエ監督としては、若手の手本となることに期待をかけているようだ。

 同紙によると、ピレスに期待を寄せているのはウリエ監督だけではなく、2部のチャンピオンシップで24チーム中17位と低迷するレスター・シティのスヴェン・ゴラン・エリクソン監督も同様で、クラブはすでにオファーを提示したとされる。

 ピレスは先月、レキップ・マガジンにプレミア復帰の希望を語っていた。また1月の冬の移籍期間内にクラブが決まらなければ、現役続行を断念することも明らかにしている。