プレミアリーグ、トッテナムに所属する左サイドバック、ウェールズ人のベイルに注目が集まっている。CL対インテル戦ではチームの勝利に貢献。左サイドから何度もスピードでマイコンを振り切るなど3ゴールをアシスト。バルサのテクニカル・ディレクター、スビサレタ氏も「面白い選手」として彼のプレーを追っていることを明かしている。

 バルサの他にもユベントス、ACミラン、チェルシー、マンチェスター・U、マンチェスター・C、アーセナルなどがベイル獲得に興味を示していると言う。さらにスペイン国内ではバルサの他に左サイドバックはマルセロしかいないR・マドリー、セビージャが獲得に名乗りを上げている。

 アビダルとマックスウェルを左サイドバックに備えるバルサ。今のところ大きな左サイドにあるわけではないが、アビダルは31歳、そしてマックスウェルも30歳と高年齢化していることは確かだ。若返りを図るため21歳のベイルを欲しがるのも十分理解できる。

 2014年までトッテナムと契約が残るベイルは、チームに満足しているようだが、サッカー界では何が起こるか分からない。一気にヨーロッパ最高の左サイドバックに成り上がったベイルの動向に注目が集まっている。

(スペイン通信)