SATOYAMAからのひかり―つながるいのち〜40000の光とともに〜Nagoya Candle Night Festa―

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キャンドルに火を灯すボランティア=19日夜、名古屋白川公園で

 9月19日、名古屋市白川公園で40000個のキャンドルに火が灯された。今年10月、同市で開催される生物多様性国際会議(COP10)を盛り上げる環境ムーブメントだ。闇夜に光り輝くキャンドルに大勢の観客が足を運んだ。

 このイベントは今年3月、市内の大学に通う14人の学生が中心になり発足。プラスチックなどの素材により国内の竹の需要が激減した背景から、里山(SATOYAMA)の竹林を利用。1年間に絶滅する4万種の生物のいのちに例え40000個のキャンドルを作製した。

 8月上旬、本格的に作業に取りかかりはじめた。天白公園で竹取りの交渉を開始。伐採した竹を大学の施設に運搬し、キャンドルの受け皿になるように加工した。約1ヶ月間、炎天下の中この作業を何度も繰り返した。

 竹を扱う専門家から「1、2ヶ月で40000個の竹を加工するのは不可能だ」といわれた。そこでボランティアを募り体制を強化。約500人のボランティアが集まり、見事間に合わせることができた。

 これまでボランティアとして協力してきた愛知淑徳大学に通う林慶英さん(18)は「ここまでの努力があり40000個のキャンドルに火を灯すことができました。とても感動しています」と語った。

 COP10は、名古屋国際会議場で10月11日〜29日まで開催される予定。

鈴木肇


▼外部リンク

生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会

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