韓国ロボットアニメ『テコンV』が実写版に!目指すは『アバター』!?

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韓国のロボットアニメ『テコンV』のデジタルリマスター版が、この夏、ついに日本で公開される。『テコンV』は1976年に製作され、当時大ヒットを記録したヒーローアニメ。日本の人気アニメ『マジンガーZ』とデザインが酷似(こくじ)するなど、日本の影響を強く感じさせるが、韓国ロボットアニメの元祖として今でも高い評価を受けている作品だ。

そんなアニメ映画が日本で公開されることになり、良くも悪くも大きな話題を呼んでいる。「どう見てもマジンガーZ」「笑うしか無いw」など相変わらず否定的な声が寄せられているが、「実際に見たことがなかったので、公開が楽しみ」「ちょっと見たい」「楽しみ!」と関心が高いのも確かなようだ。

だが『テコンV』はアニメだけでは終わらない。来年には実写版が公開されるかもしれないのだ。実写版を制作している株式会社「ロボットテコンV」によると、最近シナリオが完成し、本格的なキャスティングに入ったとのこと。

悪のロボット軍団を撃退して30年が過ぎた世界が舞台となっていて、テコンVシリーズには欠かせない主人公のキム・フンが大人になって登場。復活したアカ帝国に、フンたちが再び立ち向かうストーリーだ。

制作費はなんと200億ウォン(約15億円)以上も投入されているそうで、韓国史上初となるCGロボット決戦が繰り広げられる予定だ。目指すのは、世界的に大ヒットを記録したロボット映画『トランスフォーマー』?はたまた3D映画の代表格『アバター』か?新たな韓流映画の世界を開拓すべく、実写版『テコンV』に期待が集まっている。

アニメ映画『テコンV』は、シアターN渋谷で8/7(土)〜9/3(金)まで公開。

参照:シアターN渋谷
参照:実写版『テコンV』本格推進…2011年公開準備 - スターニュース


(文:林由美)

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