アイルランドのダーモット・アハーン法相は19日、自国サッカー協会に対し、W杯予選でフランスが勝ち抜けたことについて正式に抗議をするように要求した。

18日のプレーオフ・セカンドレグでアイルランドはフランスと対戦、延長戦で同点ゴールを許し、2試合合計1−2で敗退した。フランスの決勝点をアシストしたティエリ・アンリはギャラスへパスする前にボールを手で二度触っていた。

アハーン法相は、「もし結果がこのままならば、ズルをすれば勝てるんだとみんなが思うようになる。世界中の人が、あれは二度にわたるハンドボールだったことを見ている。FIFA首脳に訴えかけて、再試合を要求すべきだ」と話した。