タイトーが「ハッピープロジェクト」を展開！

2009年4月2日 3時16分

タイトーは3月25日（水）、東京の秋葉原UDXにおいて「ハッピープロジェクト」を開始すると宣言した。タイトーが掲げる「ハッピープロジェクト」とは、「大切な人に喜んでもらいたい、かけがえのない思い出を作ってもらいたい、と思っているあなたをお手伝いする。」という願いをこめて名づけられたタイトー全社横断のプロジェクトでアミューズメント施設にまつわる事業を軸に全ての事業分野で展開していくという。

さらに、タイトーは、感動を生む店舗作りや製品開発を目指した「ハッピープロジェクト」の展開で業務用最新ゲーム機の加速もさせていく。これまでに発表したカジュアルユーザーをメインターゲットとした「NO考ゲーム」シリーズ5タイトルに加えて、新作アクションシューティングゲーム（FPS）「サイバーダイバー」を年内に発売する。

また、タイトー代表取締役社長和田氏が今後のタイトーの方針について語った。和田氏は、「今は何事も機械や設備にに頼りすぎている。」そう現状を憂いでいるようで、最終的に出した答えは「原点に帰る」ことであったという。それを実行するために和田氏は，二つの約束を掲げた。
一つは「タイトーは徹底的にお客様を応援する。」というもの。これはつまり、「いつもお客様の視点になって考えて、お客様の思い出作りをサポートする」ことであるという。
もう一つの約束は「次の山はタイトーが作る」。和田氏は，昨今報じられるアミューズメント業界の不振について「山と谷が交互にあるのは今に始まったことではなく，過去何十年も続いてきたことである。」と述べ，「この業界は谷に落ち込んだあと，必ずそれ以上の山が現れる。そして、次の山はタイトーが作る。」と明るい展望を語っていた。

なお、マスコミ関係の発表会の終了後、ゲームの試遊会が一般向けに催された。会場は来場者で溢れかえっていた。

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