R・マドリーでようやく本来の力を発揮し始めたロッベン。“ラジオマルカ”に出演しバルサとのリーガ優勝争いについて、「僕たちは悪いチームではないよ。10ポイント差は確かに多いけど、自分たちの試合を勝っていくしかない。リーガ優勝は不可能ではないってかんがえなくちゃいけない。2位キープを考えると悪い結果になってしまうかもしれない」とコメントした。

 来週に迫ったCL対リバプール戦。チェルシーに所属していたロッベンにとっては過去の宿敵のライバルとの対戦となるが、「リバプールには絶対に勝ちたいね。準決勝で2度も負けたし、レイナにはPKまで止められた。もう一度蹴って今度は入れたいね」と復讐に燃えている。

 最近スペインで話題になっているメッシとロッベンの比較。お互い左利きで破壊力がある突破を見せているがロッベンは、「メッシは世界最高の選手。彼しかできないプレーをする」と認めている。最後にキャプテンのラウルについて、「彼は多くの選手のお手本となる選手。いつもしっかり練習をしているし、一緒のチームにいられるのは誇りである」と語った。

 今シーズンのR・マドリーはロッベン依存とも言われるほどフィジカルコンディションが戻ってきた。チェルシー時代のような突破を何度も見せているだけに、リーガだけでなくCLでの活躍も期待できる。シーズン終了までコンディションを保つことができるかがロッベンの課題だろう。

(スペイン通信)