フランス代表のレイモン・ドメネク監督が6日付のレキップ紙に、11日のアルゼンチン戦に向けた意気込みを語った。

 ドメネク監督はちょうど2年前にもアルゼンチンとの対戦を経験しているが、今回の敵将はマラドーナ。2戦目を迎えるスター監督について、「まだ若い監督。私がいい経験をもたらせるだろう」と笑った。「才能のある選手が監督になるのは、つねにうれしいことだ。彼をすぐそばで見たことがあるが、すごい出来事だった。彼にとってうまく行くよう願っている」とエールをおくっている。

 選手の中には、現役時代のマラドーナに比べられることの多いメッシがいる。ドメネク監督は、報道陣からの「世界最高の選手だと思うか」という問いには直接答えなかったが、「彼のプレーは特別。試合を完全に変えてしまう力がある。我々にとっては、彼の動きを間近で見られて、自分たちの力がトップレベルにあるかを知る機会になる。選手たちがそういうレベルでプレーするのを見るのは喜ばしいことだ。メッシがピッチで何を見せてくれるか楽しみだ」と語った。