スペインのラジオ局“Onda Cero”のスポーツ番組でビジャの代理人ホセ・ルイス・タマルゴ氏は、「バルサのようなビッククラブがビジャに興味を示すのは何も不思議なことではない」とコメントを残した。

 ビジャが所属するバレンシアは経営難が続き、一部のメディアでは何か月かの給料を受け取っていない選手も居るという報道までされているほどだ。もちろん、ビジャのような高額取りの選手が売却に出される可能性は高くなる。

 バレンシアと2014年までの契約延長をしているビジャ。R・マドリーを始め、冬の移籍マーケットでもプレミアリーグの強豪クラブからオファーを受けていたと認めるタマルゴ氏は、「良いオプションではないとビジャも私も考えた」と移籍を拒否してきた。

 “Mundo Deportivo”紙は、ビジャが来シーズンの移籍先にバルサを選ぶと報じているが、タマルゴ氏は、「バルサが注目してくれるのは光栄だ。世界最高のクラブだしCL優勝筆頭候補だ」と語った。

 もしビジャがバルサでプレーすることになれば、FWのポジション争いは熾烈化することになるが、「メッシとビジャは共存できる。二人ともクリエイティブな選手だし、もし一緒にプレーする時が来たらそれは最高のコンビになる」とタマルゴ氏は二人のコンビは十分機能すると確信している。夏の移籍マーケットでビジャの移籍先は大きな目玉となるだろう。

(スペイン通信)