イングランドプレミアリーグはボクシングデイの休日にあたる26日、第19節の試合が行われ、リヴァプールがロビー・キーンの2ゴールなどでボルトンを3−0で下し、首位をキープした。

 早い時間のキックオフでチェルシーが最下位のウェストブロムと対戦、今季初先発のディディエ・ドログバのリーグ戦初ゴールなどで2−0と勝利。暫定的に首位に立った。
 そのプレッシャーと、さらにここ3試合連続アンフィールドでドローという結果を背負ったリヴァプールは立ち上がりから猛攻を仕掛け、25分にはジェラードの右CKからリエラが先制。53分にはキーンがジェラードのスルーパスからネットを揺らし、これで2試合連続ゴールとすると、さらに5分後にはベナユンのパスからだめ押し点を入れた。
 これでリヴァプールはチェルシーに1ポイント差の首位を奪い返した。

 また、世界クラブチャンピオンに輝いたマンチェスター・ユナイテッドは0−0で迎えた83分にベルバトフのクロスからテベスがゴールを決めて、ストーク・シティに1−0の辛勝。3、5位の対決となったアストン・ヴィラ対アーセナル戦は、アウェイのアーセナルが2点を先行しながら、65分にPKで1点差にされると、試合終了間際にナイトにゴールを許し、2−2のドローだった。これでマンUが得失点差で3位に浮上している。

 また、マンチェスター・シティはロビーニョの2ゴールなどでハル・シティに5−1と大勝し、降格圏脱出に成功。ウェストハムはトッテナムのオファーを断ったベラミーの2ゴールなどでポーツマスに4−1で勝利。ウィガンはニューカッスルを2−1で下し、エヴァトンはケイヒルのゴールでミドルズブラに1−0で勝利した。
 そのほか、トッテナム対フラム、サンダーランド対ブラックバーンは0−0のドローだった。

 プレミアリーグはこれでシーズンを折り返し。28日には第20節が行われる。