ホワイトソックス・村上 決勝28号2ラン!ルースの命日に「肥後のルース」躍動 地区優勝M34点灯
◇ア・リーグ(2026年8月16日 デトロイトホワイトソックス7―5タイガース)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が16日(日本時間17日)、タイガース戦で28号の決勝2ランを放った。この日は野球の神様ベーブ・ルースの命日。九州学院時代に「肥後のベーブ・ルース」の異名を取った主砲が、4―4の7回に左中間席への勝ち越し弾で勝利に導いた。3年連続で100敗以上を喫していたチームに、ア・リーグ中地区の優勝マジック「34」を初点灯させた。
高校通算52本塁打を放ち「肥後のベーブ・ルース」と呼ばれた怪童。当時から恵まれた体格だった村上は、偉人と同じ左のスラッガーとして注目された。「和製ベーブ・ルース」と言われた同学年の早実・清宮(現日本ハム)との比較、対比でもあった。
米国時間16日は「野球の神様」ベーブ・ルースの命日だった。日本で「村神様」と呼ばれ、今やメジャー1年目ながら主軸を担う。米国でも「Murakami sama」Tシャツが販売されている看板選手になった。
4―4の7回無死一塁。「バットを内から出すイメージをした。軌道もある程度分かった」と振り返る。初対戦の左腕ホルトンのシンカーを捉えた。左中間席へ決勝の28号2ランを運んだ。「凄く大きい。僕の一打で勝ち越したが、本当にチーム一丸となっての勝利だと思う」と喜んだ。
同地区2位のタイガースに敵地で3戦3勝。3年連続で100敗以上を喫していたチームを立て直した。今季初の地区優勝マジック34が点灯。自らの一発より、ライバルを突き放す3連勝を喜んだ。
初顔合わせの投手が多い中でも高い対応力を見せている。デレク・ショウマン打撃コーチも「どれだけ早く対応するかが際立っている」と評価する。同カードの初戦は27号決勝ソロ。この3連戦で2本の決勝弾を放った。
24年にはメジャー史上最悪の121敗を喫した。貯金を最多タイの7まで伸ばし、タイガースとは5・5ゲーム差に広げた。村上は「誰ひとりとして負ける雰囲気を感じていない」と言った。5年ぶりのポストシーズン進出へ、勢いを増すチームの中心に座る。

