大谷翔平

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 ドジャースのオーナーを務めるマーク・ウォルター氏が買収から1年でNBAのレイカーズをプロスポーツ史上最高額の125億ドル(約2兆円)で売却したと複数の米メディアが12日(日本時間13日)に報じ、全米を驚かせた。その後、ドジャース売却の可能性も触れられたが、米全国紙USAトゥデーや米スポーツサイトのジ・アスレチックなど複数の米メディアが否定している。

 そんな中、米CBSスポーツ(電子版)はドジャースを売却しない理由に大谷翔平投手(32)の存在を挙げた。

ドジャースは莫大な収益源であるだけではなく、ウォルター氏にとっても一つの重要なカギを握っている。それは大谷翔平のチームでの将来がウォルター氏自身の将来と直接的に結びついているということだ」

 2023年12月に大谷は10年総額7億ドル(約1015億円=当時)で契約した際に「キーマン条項」が含まれており、ウォルター氏またはアンドリュー・フリードマン編成本部長が球団を去った場合、大谷は契約を解除してFAになることができる。

 大谷は24年と25年のワールドシリーズ連覇に貢献。2年連続でMVPを受賞した。グラウンドでの活躍だけではなく、ドジャースに数億ドル相当のスポンサー契約をもたらした。12年に当時最高額の21億5000万ドル(約3420億円)で買収した球団は米経済誌フォーブスによると26年の球団価値は推計78億ドル(約1兆2430億円)だ。

 ウォルター氏がドジャースを売却後、大谷がFA移籍すれば球団価値が下落するのは間違いない。新オーナーがそれを承知で買収するのであれば問題ないが、大谷なきドジャースは日本企業にとって魅力は半減以下だろう。

 球団売却をも左右する大谷。ここでも存在感は別格だ。