香港前場:ハンセン0.8%安で続落、上海総合は0.5%上昇
22日前場の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比208.52ポイント(0.83%)安の24923.77ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は94.25ポイント(1.13%)安の8266.43ポイントと続落した。売買代金は1693億4130万香港ドルにやや拡大している(21日前場は1575億7980万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米追加関税の動きや、中東情勢の緊迫化が懸念されている。米通商代表部のダリア代表は21日、トランプ政権が新たな関税措置を近く導入する可能性を示唆した。一方、米国とイランの攻撃応酬がとまらず、原油相場の上昇は続いている。21日のNY商品取引所では、WTI原油先物が前日比2.0%高の84.91米ドル/バレルと3日続伸。6月上旬以来、約1カ月半ぶりの高値水準で推移している。
ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感などが支えだ。来週開催予定の中国共産党中央政治局会議では、下半期の経済政策方針や金融政策の方向などが決定される。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、政治局会議では緩和的な表現が増えると予想。現在の状況について、大規模な金融緩和が打ち出される2024年半ばの状況に似ていると指摘した。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が6.2%安、インターネットサービス大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が5.7%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(6862/HK)が4.2%安と下げが目立った。
セクター別では、自動車が安い。浙江零ホウ科技(9863/HK)が5.0%、吉利汽車HD(175/HK)が3.7%、蔚来集団(9866/HK)が3.4%、奇瑞汽車(9973/HK)が3.2%ずつ下落した。
大規模言語モデル(LLM)など人工知能(AI)技術の銘柄群もさえない。ミニマックス・グループ(MiniMax:100/HK)が8.0%安、雲知声智能科技(9678/HK)と北京深演智能科技(2723/HK)がそろって3.8%安、北京智譜華章科技(2513/HK)が2.7%安で引けた。
半面、産金・非鉄セクターは高い。霊宝黄金(3330/HK)が16.0%、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が14.5%、江西銅業(358/HK)が6.0%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.8%ずつ上昇した。金属市況高も追い風。昨夜のNY商品取引所で金先物は反発し、22日の時間外取引で大幅上昇している。上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、銅など主要な非鉄金属の先物が高く推移。業績期待も高まった。
半導体セクターも物色される。瀾起科技(6809/HK)が12.9%高、上海天数智芯半導体(9903/HK)が10.1%高、キン捷電子科技(江蘇)(6675/HK)が6.0%高、愛芯元智半導体(600/HK)が4.7%高と値を上げた。半導体株の持ち直しが意識されている。昨夜の米株市場では、半導体メモリーの需要拡大は続くとの見方でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5.2%高と大幅続伸した。22日のアジア市場では、日本や韓国などで関連銘柄が急上昇している。
本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.50%高の3883.58ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが高い。資源・素材、保険、不動産、海運なども買われた。半面、消費は安い。自動車、公益、銀行・証券も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米追加関税の動きや、中東情勢の緊迫化が懸念されている。米通商代表部のダリア代表は21日、トランプ政権が新たな関税措置を近く導入する可能性を示唆した。一方、米国とイランの攻撃応酬がとまらず、原油相場の上昇は続いている。21日のNY商品取引所では、WTI原油先物が前日比2.0%高の84.91米ドル/バレルと3日続伸。6月上旬以来、約1カ月半ぶりの高値水準で推移している。
ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感などが支えだ。来週開催予定の中国共産党中央政治局会議では、下半期の経済政策方針や金融政策の方向などが決定される。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、政治局会議では緩和的な表現が増えると予想。現在の状況について、大規模な金融緩和が打ち出される2024年半ばの状況に似ていると指摘した。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が6.2%安、インターネットサービス大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が5.7%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(6862/HK)が4.2%安と下げが目立った。
セクター別では、自動車が安い。浙江零ホウ科技(9863/HK)が5.0%、吉利汽車HD(175/HK)が3.7%、蔚来集団(9866/HK)が3.4%、奇瑞汽車(9973/HK)が3.2%ずつ下落した。
大規模言語モデル(LLM)など人工知能(AI)技術の銘柄群もさえない。ミニマックス・グループ(MiniMax:100/HK)が8.0%安、雲知声智能科技(9678/HK)と北京深演智能科技(2723/HK)がそろって3.8%安、北京智譜華章科技(2513/HK)が2.7%安で引けた。
半面、産金・非鉄セクターは高い。霊宝黄金(3330/HK)が16.0%、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が14.5%、江西銅業(358/HK)が6.0%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.8%ずつ上昇した。金属市況高も追い風。昨夜のNY商品取引所で金先物は反発し、22日の時間外取引で大幅上昇している。上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、銅など主要な非鉄金属の先物が高く推移。業績期待も高まった。
半導体セクターも物色される。瀾起科技(6809/HK)が12.9%高、上海天数智芯半導体(9903/HK)が10.1%高、キン捷電子科技(江蘇)(6675/HK)が6.0%高、愛芯元智半導体(600/HK)が4.7%高と値を上げた。半導体株の持ち直しが意識されている。昨夜の米株市場では、半導体メモリーの需要拡大は続くとの見方でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5.2%高と大幅続伸した。22日のアジア市場では、日本や韓国などで関連銘柄が急上昇している。
本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.50%高の3883.58ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが高い。資源・素材、保険、不動産、海運なども買われた。半面、消費は安い。自動車、公益、銀行・証券も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
