羽生結弦さん 進化と深化「真ん中の炎、芯は一生変わらない」 プロ転向4周年を語る
フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦さん(31)が19日、プロ転向から4周年を迎えた。スポニチ本紙のオンライン取材に応じ、プロとしての道のりを振り返りながら、次への青写真を描いた。
プロの世界に飛び込んだ4年前、全く想像できなかった今は「こうなったか、というような感じです」。フィギュアスケートの探求を続け「凄く考えた結果として、そのまま今の形になっている」。できることを積み重ねた先にしか見えない景色が広がっていた。
4年間の研さんで心技体は進化を遂げた。「アマチュアより、うまいのは当たり前」。プロフェッショナルであり続ける日々を過ごし、表現の深化にも手応えを感じる。「ボキャブラリーが増えた」と自身の滑りを言葉に例え、発信するメッセージの訴求力は一段と高まった。
自身が制作総指揮を務めるアイスストーリーは第3弾まで完走。既に制作が発表されている第4弾に向けた準備は進む。「どれだけ努力してもゴール、理想はどんどん遠くなっていく」。それでも、期待に応え続ける「真ん中の炎、芯は一生変わらない」と言う。深化の5年目もきっと、国民的スケーターとしての生きざまを銀盤に刻み続けるだろう。「楽しいのか苦しいのか分からない毎日を過ごしていますけど、まだうまくなれると確信しています」。その笑顔に、積年の自信がにじんでいた。
《アイスストーリー前日譚/今日からYouTubeで公開》プロ4周年に合わせ、サプライズ発表があった。きょう19日の午後8時から、羽生さんの公式YouTubeでアイスストーリー第4弾の前日譚(ぜんじつたん)として制作された作品「Prequel : Before the White」が1週間限定でフル公開される。
羽生さんは「この『Prequel』という作品は次作『ICE STORY 4th』の前日譚として作りました。主人公が大切な存在と共に、外の世界の色を感じ、感情を知っていくという物語です。ICE STORYシリーズならではの、壮大なスケールの演出と、色彩豊かな映像と共に、魂込めて滑りました」とコメントを寄せた。

