『シラート』©2025 LOS DESERTORES FILMS, A.I.E., TELEFÓNICA AUDIOVISUAL DIGITAL, S.L.U.,FILMES DA ERMIDA, S.L., EL DESEO DA, S.L.U., URI FILMS, S.L.,4A4 PRODUCTIONS

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 第98回アカデミー賞にて5部門でショートリスト入りし、音響賞と国際長編映画賞の2部門にノミネートされた映画『Sirāt(原題)』が、『シラート』の邦題で6月5日に日本公開されることが決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。

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 『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』のペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして参加した本作は、失踪した娘を探すため、父と息子が砂漠のレイブパーティに参加することから物語が展開する物語。『ファイアー・ウィル・カム』のオリベル・ラシェが監督を務めた。第98回アカデミー賞で2部門にノミネートされたほか、第78回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門審査員賞など4冠を獲得した。

 砂漠で行われるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探すため、父ルイスと息子エステバンは、モロッコの山岳地帯から砂漠の奥深くへと車を走らせる。行き着いたのは、現実と幻覚が混濁するような野外レイブのカオス。耳をつんざく重低音、赤い照明の海、沈黙を貫く父親の背中。だがそこにはすでに娘の姿はなく、父と息子は、レイブの参加者グループを追って、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すことになるが……。

 公開されたティザーポスターには、広大な砂漠の中で一人の男性が佇む姿が描かれ、上空には「知る前に、進め」という謎めいたキャッチコピーが記される。また特報映像では、砂漠に置かれた巨大なスピーカーという奇妙な映像から一転、爆音のダンスミュージックが鳴り響き、「警告―この先、口外禁止」という文字とともに暴走するキャンピングカー、暗がりに浮かび上がるレーザーライト、踊る人々が次々と映し出される。タイトルの『シラート』とはアラビア語で「道」を意味し、宗教的な意味においては審判の日に天国と地獄の上に架けられる 「細い橋」を象徴するとされる。はたして、この物語の行き着く先は。

 あわせて、小島秀夫、川村元気、宇川直宏らのコメントも到着した。

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川村元気(映画監督『8番出口』)クレイジーな傑作!

宇川直宏(映像作家、現在美術家)DUNEもサハラもナミビアもハムナプトラも超越した究極の砂漠映画!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(文=リアルサウンド編集部)