【ファンキー通信】YOUのブログが、採用判断基準になってるかも!?

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 友だちの名前や同級生の名前をネットで検索したことない? 小学校時代を懐かしく思い、「あいつ、今何やってんのかな〜」なんて気になって、相手のフルネームをググった覚えがある人、けっこう多いのでは? でも、もし採用活動を行っている企業が、同じように“気になる相手”、つまり採用予定者を検索して調べていたら、どうする??

 現在アメリカでは、「企業の人事担当者が、グーグルで学生の情報を検索している」という噂が流れている。自分の会社に就職を希望している学生をネットで検索して、その学生が書いているブログや登録しているSNSなどをチェックしているかもしれないというのだ。本当だったら、ちょっとコワいかも・・・。「採用担当者にもぜひ読んでほしい!」という面白い日記を書いている人ならいいかもしれないけど、「今日は久しぶりにカノジョと●●して〜・・・」など、明らかに印象が悪くなるような、日常生活をさらけ出した内容や写真を掲載していたら、絶対に読まれたくない! 就職活動中の人の中には「SNS内で所属しているコミュニティを詮索されるだけでもイヤ!」だと思う人もいるのではないか。

 実際に日本でもこのような動きがあるのだろうか? 企業の人事採用関係者に聞いてみた。

 「学生が書き込んでいる就活掲示板サイトを覗くことはありますが、特定の採用候補者を意図的にネットで調べたことはありませんね。エントリーシートにブログアドレスを記入する欄などを設けたこともありませんし。でもこんなにブログやSNSが普及している世の中ですし、今後の採用では参考程度に読ませていただくことはあるかもしれないですね」(某企業の人事採用関係者)

 一方で、株式会社はてなの近藤淳也社長が「応募者のブログを何カ月分も読んで採用の判断を行うことが増えています」(05年12月15日の日記より引用)と言っているように、ブログを積極的に採用の判断基準としている企業もあるみたい。

 このご時勢、今後はさらに個人のブログなどが採用の参考にされていくのかもしれない。これからはネット上への書き込みでも気が抜けなくなる!?(遠藤麻衣/verb)

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