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コンビニ大手のファミリーマートがアイスや飲料、パンなどカテゴリーを横断したスイーツの強化策を発表しました。

コンビニ各社のスイーツ競争が激しくなっています。ファミリーマートは28日、新たな商品戦略として、スイーツをデザートだけではなく、パンや飲料、アイスなど商品カテゴリーを超えて展開していくと発表しました。

第1弾はチョコがテーマで、フォンダンショコラやデニッシュなど13の商品を発売します。

カカオ豆の不作などにより、チョコレートの価格は高騰が続いていますが、産地のメーカーと年間契約を結び、安定した調達につなげるほか、カカオ豆の栽培からチョコレートへの加工までを一貫して行う方式を採用し、輸送コストなどを削減、安定価格で販売が可能になったということです。

スイーツは、おむすびやパンなどの主力のカテゴリーに次ぐ、来店理由の一つになっていて、カテゴリーを横断した商品を展開することで、複数購入や客数の増加につなげたいとしています。

スイーツをめぐっては、他のコンビニ各社も戦略を打ち出しています。

セブンイレブンでは過去に売れ行きが良かった商品を再販売する「復刻シリーズ」として、11月1日から杏仁豆腐やシュークリームを発売します。

また、ローソンでは通常のスイーツに加え、「冷凍スイーツ」の売り上げが好調に伸びていることから、今後もラインアップを増やすなど力を入れる方針です。