藤井聡太棋聖 自身初＆最年少で永世称号「永世棋聖」獲得「より一層の研鑽を積んでいきたい」
将棋の藤井聡太棋聖（２２）が２８日、都内のホテルで行われた「ヒューリック杯第９５期棋聖戦 藤井聡太棋聖就位式」に出席した。
将棋のタイトル戦「ヒューリック杯第９５期棋聖戦」において山崎隆之八段を３連勝のストレートで破り、棋聖のタイトルを防衛。５連覇を果たし、自身初となる永世称号「永世棋聖」を獲得。２１歳１１か月での永世称号の資格獲得は、中原誠十六世名人が達成した２３歳１１か月の最年少記録を５３年ぶりに更新した。
藤井棋聖は「今期の棋聖戦は序盤から経験のない展開となる将棋が続き、将棋の面白さ、奥深さを感じながら対局することができました。全体を通して集中して指すことができ、充実感のあるシリーズだと感じています」と振り返った。
今期の防衛によって永世棋聖の資格を獲得。「これまでの棋聖戦の対局を通して、成長することができたということを感慨深く思うと同時に、これからより一層の研さんを積んでいきたいと思っています」と力強く語った。
