【独自】自民党の一部県議が稲村和美氏に政策協定を持ちかけへ 稲村氏側は慎重な姿勢 兵庫県知事選挙

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 兵庫県知事選挙で独自候補の擁立を断念した自民党の一部の県議が、出馬を表明している前の尼崎市長・稲村和美さん(51)に政策協定を持ちかけることがMBSの取材で分かりました。

 斎藤元彦前知事(46)の失職に伴う兵庫県知事選では、県議会の最大会派・自民党が10月27日、独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めました。関係者によりますと、自民党の県議20人前後に、無所属で出馬を表明している前の尼崎市長・稲村和美さんを推す動きがあり、28日午後、政策協定を持ちかけるということです。一方の稲村さん側は特定の政党の支援を受けないとしていて、慎重な姿勢です。

 兵庫県知事選にはほかに、前知事の斎藤元彦さん、共産党推薦の医師・大澤芳清さん(61)、経済産業省の元官僚・中村稔さん(62)、元加西市長の中川暢三さん(68)、参院議員の清水貴之さん(50)、レコード会社経営の福本繁幸さん(58)、政治団体党首の立花孝志さん(57)が、出馬表明しています。