Appleはスマートホーム分野の強化を計画しており、新たに「Google Nest Hub」や「Echo Show」のようなスマートホームディスプレイを開発中であると報じられています。このAppleが開発中のスマートホームディスプレイは、見た目が2002年に発売されたiMac G4のようなものになる可能性が新たに報じられました。

Apple M4 MacBook Pro, Mac mini, iMac Launch Details; iOS 18.2 ChatGPT Testing - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2024-10-27/apple-m4-macbook-pro-mac-mini-imac-launch-details-ios-18-2-chatgpt-testing-m2rl1vws



Apple’s first smart home display could pay homage to a classic iMac - The Verge

https://www.theverge.com/2024/10/27/24280830/apple-intelligence-smart-home-display-imac-g4-design

Apple関連のリーク情報に精通したBloombergのマーク・ガーマン記者によると、Appleはスマートホームディスプレイの開発を進めており、このデバイスにはiMac G4のようなベースが付属しているそうです。このデバイスは少し小さめで、搭載しているディスプレイのアスペクト比は正方形で、サイズはiPhone2台分ほどになる模様。

ディスプレイはベースに斜めに配置されており、iMac G4の円形のベース部分を彷彿とさせるデザインになっているとのこと。また、このベース部分にスピーカーが内蔵されており、デバイスとしては「ディスプレイ付きのHomePod」といった位置づけだそうです。



スマートホームディスプレイは小型で比較的安価であるため、家のさまざまな位置に設置することができ、FaceTimeやメモ、カレンダーといったiPadに似たアプリを含むOSで動作します。動画や写真のスライドショーにも適していますが、主な目的はスマートホームデバイスのハブとして機能することです。

Appleのスマートホームディスプレイは2025年発売予定で、モデルは2つ用意される予定。ハイエンドモデルはロボットアームで制御される大型ディスプレイを搭載しており、ビデオ会議やメディア再生などにより特化したモデルとなるそうです。ただし、ハイエンドモデルの販売価格は1000ドルほどになり、発売も2026年頃となる模様。



この他、Appleは2024年10月の第5週をMacに関する「エキサイティングな発表が続く一週間」と表現しており、M4搭載の24インチiMac、Mac mini、14/16インチMacBook Proなどを発表すると目されています。

Appleが10月28日からMacに関する「エキサイティングな発表が続く一週間」を開始すると発表 - GIGAZINE



なお、M4にはAIタスクに特化したNeural Engineが搭載されており、AI処理性能が旧モデルから大幅に進化する予定です。AI処理性能はM2が15.8TOPS、M3が18TOPSであるのに対して、M4は2倍超高い38TOPSに進化しているとガーマン記者は報じています。