Image: LimX Dynamics

ロボットアニメで見たような…?

2本足のヒューマノイドは、上半身もあって人間のようなビジュアルをしていますが、世の中には下半身だけのロボも多数作られています。

瓦礫の上でも山道でも移動できて、人命救助や現場検証をするのが主な目的なんですよね。

SFが現実に

LimX Dynamicsが作る「TRON 1」もそのタイプ。

『ロボコップ』のED-209や『超時空要塞マクロス』のリガード、『スター・ウォーズ』のAT-ST Walkerなど、ダチョウ脚系のSFメカを思わせます。

ジャンプもできますが、独特ですね。

足が交換できる

Image: LimX Dynamics

「TRON 1」はモジュラー式の足が3種類あるのが特徴。

安定する扁平足「ソール」、球が点で地面を支える「ポイント・フット」、高速移動が可能な車輪「ホイールド」が、数本のネジだけで交換できます。

認識システムがどの足かを自動で検出し、それぞれに合わせた動きをする賢さを持っています。

実は中国のロボット

このダチョウ脚の二足歩行ロボは、オレゴン大学のキャシーやスイス連邦工科大学チューリッヒ校のASCENTOなど、欧米で作られていること多い印象です。

ですが「TRON 1」は、中国の深セン生まれ。詳細は、公式サイトにてご確認を。

カンフーができる人型ロボも高性能ですし、最近は中国のロボット開発に見張るものがあります。

価格は約225万円

「TRON 1」には開発者キットもあり、主には研究用に使われる想定かと思いますが…今なら1万5000ドル(約225万円)でお迎えができます。

素の状態だと散歩か配達くらいしか用途がなさそうですが、銃火器をくっつけて戦争にでも出たらホントに『スター・ウォーズ』の世界ですよね。

Source: YouTube (1, 2), LimX Dynamics via NEW ATLAS, STARWARS