編集者で起業家の箕輪厚介氏

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 編集者で起業家、ユーチューバーの箕輪厚介氏が24日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。衆院選(27日投開票)に向け、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件に関与した丸川珠代元五輪担当相が選挙活動中に「どうかお助けください」と〝涙の訴え〟を続けている状況に対して、「根本的になにか勘違いしてないか?」と疑問を呈した。

【写真】テレビ朝日アナウンサー時代の丸川珠代氏

 箕輪氏は23日付で、涙を流す丸川氏の写真と共に投稿された「自分が困ったら『助けてください』で涙のアピールか、国会議員の資格がないのは勿論だけど、人としてどうなの?」というXユーザーのポストを引用した上で、自身は「なんで散々税金払った上にあなたを助けなきゃいけないんだよ。根本的になにか勘違いしてないか? 確か僕の選挙区だったから絶対に投票しない」との見解をつづった。

 丸川氏は政治資金収支報告書に822万円の不記載があり、党から戒告処分を受けた。参院から衆院に鞍替えし、東京7区で立候補した今回の選挙戦では党の公認は得られたものの、比例代表への重複立候補は認められていない。

 政治とカネの問題による逆風が吹く中、丸川氏は〝小選挙区1本勝負〟となったため、落選の可能性も浮上しているため、選挙期間中も街頭で「どうかお助けください!」と道行く人たちに懇願。故・安倍晋三元首相の妻・昭恵氏が16日に応援に駆けつけた際も抱き合って涙を流した。昭恵氏も17日付のX投稿で「丸川珠代さんも厳しい選挙を戦っています。 女性がもっと活躍してほしい…」とツーショット写真を添えて呼び掛けた。

 Xでは23日に「丸川珠代」がトレンドになり、ユーザーからは「助けて欲しいのは国民の方なんですけど」「なんで有権者が丸川珠代を助けないといけないのか、意味がわからん」「泣きたいのは国民のほうなんだよ」「『裏金ではなく不記載だ』と言い、今になって反省してるフリするが、ならば何故、政倫審に出て弁明せずダンマリ通したのか?」「 当選したら忘れる」「自民党から出馬してるのよね?なぜ、助けないといけないの!?」といった声が相次いでいる。

(よろず~ニュース編集部)