メジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初の50号ホームラン、50盗塁を達成した際のホームランボールが約6億6300万円で落札されました。名古屋の会社もオークションに参加していました。

日本時間23日午後1時半ごろ、大谷選手の50号ホームランボールは、手数料込みで439万2000ドル、日本円にして約6億6300万円で落札されました。

ホームランボールとしては史上最高額となりました。

「大谷選手の50号ホームランボールのオークション。入札に参加している会社のひとつが名古屋市にある会社なんです」(上坂嵩アナ)

訪れたのは名古屋市中区にある、M&Aなどを手掛ける企業、K2。

最初に入札した価格は、なんと180万ドル、日本円にして約2億7000万円です。

「一番最初に入札した金額が180万ドル。そのあと3日間は最高額を入札していた。他の方が190万ドルで入札してきたので、すぐ200万ドルで再入札しました」(K2 西脇健人 代表取締役)

なぜボールを?

なぜそこまでして50号のボールを勝ち取りたいのでしょうか?

「小さいころから野球というスポーツに育てていただいたという気持ちがあるので、少しでも野球やスポーツに恩返しできたらという気持ちはあった。今回“50‐50”を記録達成した大谷選手はすばらしいなと思うし、ボール自体もできれば日本に持って帰ってこられたらと思った」(K2 後藤和成 代表取締役)

そして――

「最終的に360万ドル(手数料除く)」(上坂アナ)

最終的にK2が入札した220万ドルをはるかに上回る額での落札となりました。

「それだけ大谷選手が世界で評価されているという意味。落とせなかったのは残念だが、日本人としては喜ばしい。うれしい気持ち」(西脇 代表取締役)

「落札された人におめでとうと伝えたいし、我々としてもできる限り全力で入札に参加できてよかった。今後の大谷選手の活躍を心から祈っているし、日本全体が盛り上がったらうれしいなと思います」(後藤 代表取締役)